さて、ボジョレーヌーボーの季節です。
家ワインさまにて書かせていただきました。
ボジョレー、今年はどうなんでしょうね。
昨年は色々新酒を飲んでみましたが、今年はホイリゲとか飲んでみたいな…。
あと、ちょっと宣伝です。
運営に関わっているワインのサイトがオープンしました。
気軽に読めて笑えるワイン情報サイトなので、ぜひお越しください。
ちなみに現在はロマネコンティとBANANAFISHの記事と、ワインを楽しむことってどういうこと? を雑談した記事がアップされています。
肌寒いときに飲みたいワイン
ようやく涼しくなってきましたが、秋を一気に飛び越えて冬になりそうな勢いじゃないですか? 泡ワインばっかり飲んでましたが、そろそろ重い赤やバター感じるような重い白が飲みたい。
そんなときにふと思いだしたのインです。
はコレ。人にお勧めするなら、やっぱり海底熟成ワインです。
海底熟成ワインって何? と思う人が多いと思いますが……。
その名の通り、海底に沈ませて熟成させた稀有なワインです。
世界中ではヴーヴ・クリコが現在実験中で、いい結果を出してるようですよ。海底熟成シャンパン、すごい飲みたい。
日本ではシラーズを7カ月海底熟成させたワインがあります。
「SUBRINA」というこのワインは南アフリカのシラーズで、めちゃくちゃパンチの効いたズシンガシンと重いものを海底の力でまろやかにしているものです。
|
|
ワインが汚染されててまずいとき、何が原因なの?
シニアソムリエ・クボイツヨシさんが素晴らしい記事を書かれていたのでご紹介。
ブショネ、つまりTCAというコルク由来の物質によってワインが汚染されている、その原因について丁寧に書かれています。
知らなかったんですが、ワインのコルクだけでなくカーヴ自体が汚染されている場合もあるとか。
あと、TCAはバクテリア+塩素系漂白剤によって発生するんですよね。
ブショネの割り合いは、ほぼわからない軽度なもの含めると100本のうち3本から5本。
そんなに発生してないよ、という人はたぶん見逃してます。とは言え、私もそんなに気づけないです。
わりと、アレこれって……? って思うことありますが、気にせず飲んじゃうこともありますね。
あと、還元臭や個性的な品種のミネラルと勘違いしたり。
店によってはブショネのワインは交換してくれるので、ブショネの味とその由来や原因など知っておいて損はないです。
神の雫、めちゃくちゃエシェゾーが登場する
亜樹直先生の名作「神の雫」。日本一著名なワイン評論家の息子として生まれたのに、反抗期を引きずったまま大人になりワインを飲まず育った主人公とワインの出会いの物語です。
面白い上に、ワインエキスパートの勉強に役立ちました。
世界中のワイン産地が登場して、実際に主人公たちが足を運んだりするために、その土地の勉強をしながら読むと地名やワインの名前がスラスラ覚えられます。
|
ソムリエ試験論述に登場してた
・今さら聞けない!日本ワインと国産ワインの違いとは?
http://iewine.jp/article/3400
こちらの記事、家ワインさまで書かせていただきました。
呼称資格認定試験の直前にアップされたものですが、読者さんはソムリエ試験論述に登場した設問に答えられましたよね。
家ワインさまではトレンドのワインネタが多くアップされます。
これから呼称資格認定試験を取りたい人は、サイトをチェックすると合格への近道になるかもしれません。
また、現在呼称資格を持っている人は、お客さまへワインを提供する際に必要なネタが豊富ですよ。
というわけで、ぜひぜひ。
ワインエキスパート合格!無臭生活を心がけました。
ワインエキスパートに合格しました。
昨年、悔しながらも二次のみ受験できず涙をのみました。
それから1年。
ゆるーくトレーニングしつつも、当日はコメントにかなり自信があるほどの手応え。
特にガメイに関してはパーフェクトだったと思います。ワイン会でガメイの飲み比べをしたことがあったので。
ミュスカデは別のものと間違えましたが、コメントには自信あり。マルベックも然り。
ソーヴィニヨン・ブランは非常にわかりやすかった。
というわけで、二次の勉強についてちょっとだけまとめます。
①たくさん飲めないので、まずは赤か白か泡で好きなものを選ぶ。その中でたくさんの品種を飲んでテイスティングコメントをノートにまとめる。香りは試験に出る選択肢を見ながら選ぶ。
②わからない香りはハーブやスパイスなど実際に手に入れて嗅ぎ、覚える。
③ブラインドテイスティングをする。ワイン会でもいいし、自宅でも。
④似た品種を飲み比べて違いを覚えて書き留める。
⑤テイスティングを楽しむ。
④がちょっとできていませんでしたが、他は心がけました。
私は泡ワインが特に好きなので、そればっかりひたすら飲んで品種当てごっこを繰り返し書き留めました。なので白のほうが得意です。赤ワインについては、ワイン会でよく出てきたのでその記憶と自宅でたまに開ける良質な赤の味を覚えるようにしました。カリフォルニアのピノとかボルドーのカベルネ、メルローとか。マイナー品種もちらほら。こちらは仕事で。
あと、ちょっとしたことですが基本的には生活に「無臭」を心がけました。
洗剤、歯磨き粉、シャンプー、ヘアワックス、化粧品、台所洗剤、消臭剤。
少し匂いがあるものでもアフターが長くなく、自然の香りですぐ消えるものを使用しています。
タバコも昨年の試験3ヶ月前に辞めて今も禁煙継続中です。
やっぱりどうしても香りが邪魔するとワインの繊細な香りはわからなくなりがちです。
デパブラの良い香りの化粧品とか好きですし、香水も元々大好き。でもワインのために我慢。今はそれが我慢でなくなりました。
ただしどうしてもやめられないものが……。ミントタブレットです。これだけは仕事の集中力に欠かせず、最後まで辞めることができず。辞めたらもっと能力があがるかもしれません。
これに加えて食事。
旨味調味料、非常に美味しいですがほぼ使いませんでした。使う場合は無添加と書かれたものを少量。コンビニごはんはごくごく稀。あと血流が滞ると味覚もにぶくなると感じたので、軽く糖質制限もしていました。糖質を以前の半分にした程度ですが、香りがクリアになります。鼻腔の血流がよくなるからでしょうか。
そんな感じで、来年チャレンジされる方は頑張ってみてください。
今年駄目だった人も、また1年頑張れはきっと合格できるはず!