家ワインさんのイタリアワインを飲んでみた。
前回に引き続き、家ワインさんのワインモニターとしてイタリアワインをいただいたので飲んでみました。
1ヶ月4320円で家ワインさんチョイスのワインが2本ずつ送られてくるというサービスだそうですが、税込み送料込みなんですよね。税を引いたら1本2000円。送料が2本で600円かかってるとしたら、1本だいたい1700円。
そのくらいのクオリティのワインと比べて飲んでも、段違いに美味しいです。
今回のイタリアワインはアブルッツォ州のもので、品種はモンテプルチャーノ100%。
フルボディだそうですが、個人的にはミディアムに近いかなあと。
開けた瞬間、すっごいスパイシーでした。
松脂とナツメグの香りが食欲を誘います。
けれど、飲んでみたら酸味が強めでチェリーのニュアンスがあって、とっても楽しくなってしまいました。
フルボディって重厚なイメージがありますが、これはついつい飲み進めてしまいます。
同梱されていたワインの解説に沿って、ゴルゴンゾーラと一緒にいただくことに。
ゴルゴンゾーラだけじゃ寂しかったので、ロックフォール、ピカンテ、そして生ハムとチョコレートも合わせてみることに。
ゴルゴンゾーラとピカンテはイタリアのブルーチーズなのでばっちり合ったのですが、フランスのロックフォールはいまいち…。
同じブルーなのに、これほどまでに違うのかとちょっぴり感動。ロックフォールはカビの石灰ぽい味が強くて、ワインに合わせるとこれが強調されてしまうんです。
チョコレートに関しては、一緒に食べると酸味が強くなっちゃいました。
ゆっくりゆったりワインをいただく中で、最初はあんまり合わなかった生ハマが1時間くらい経って再び食べてみたら合っていました。
開くとわずかな鋭さが軽減されるからだと思います。
イタリアは去年のノヴェッロがマルケ州のものを飲んでいたため、たしかに似たような風味と飲み心地だったのを思い出しましたね。
マセラシオン・カルボニックでつくられているから基本的には別物ですが……。
ゴルゴンゾーラやピカンテが大好きな人で重過ぎる赤が苦手な人には、ぜひ飲んでもらいたいワインです。