ジュラのワインってパーマ液の香りがしませんか
フランスのブルゴーニュの東側にジュラという地方がありまして、ヴァン・ジョーヌとかヴァン・ド・パイユとかのちょっと珍しいワインのが有名な産地です。
ヴァン・ジョーヌは黄ワインと呼ばれていて最低熟成がなんと6年。酒精強化されてないんでアルコール度数は高くないんですが、シェリーによく似た味がします。中華とかに合う味です。めっちゃ美味しいですがめっちゃ高いです。国内の流通まじで少ないです。
そんなジュラ地方のワイン、パーマ液の香りがしませんか?
悪臭ではなく、第一アロマ、つまりブドウ由来の香りがすごいパーマなんですよ。品種はサヴァニャンとかプールサールとか。
どうしてだろう、と一緒に飲んでた医療従事者の人とちょっと考えてたんですが、土壌にたんぱく質を分解するパーマ液(いわゆる1液です、最初につける液で髪の毛のたんぱく質を切り離すとか何とかする)と似たような物質が含まれてるんじゃない? とう話に。
たんぱく質分解酵素は色々あると思うんですが、プロテアーゼが有名ですよね。土壌の中にはこれを生産する微生物が存在してたりします。
つまりジュラ地方の土壌にはこの微生物がたくさん存在しているのでは……? という話に。
専門家ではないので思いつきと憶測に過ぎませんが、ワインの味って酵素に由来することもあるので(ブレタノマイセスとか)、いつかパーマ液の香りの原因が知れたらなあと思いますよ。