今まで飲んできた酒の量を覚えているか

庶民のワインエキスパートがワインが楽しくなる記事をご紹介します。

祝・ご結婚の押切もえさんはワインエキスパート持ってるよね

というわけで先日結婚を発表された押切もえさんは2011年にワインエキスパートを取得したことでも知られています。英会話に絵画にと才色兼備な彼女はもと黒ギャルな読者モデルってあまり知られていないようですが、当時からカリスマ的存在でした。

 

■他にワインエキスパートを持っているのは……

・芸人・髭男爵ひぐち君

山本モナさん

 

そして川島なお美さんはシニアワインエキスパートをお持ちだったとか。ご存知の方も多いと思いますが、ワインエキスパートの合格率は3割から4割。シニアの場合は30歳以上でエキスパートを取得後5年以上経過した人に受験資格があり、その中でも合格率は2割弱という超難関です。

体内を流れる血液が血だと公言していただけあって、ワインに対する知識も群を抜いていらっしゃったようです。

あと水野美紀さんだったか水野真紀さんが一度落ちて再チャレンジして合格したというニュースをどこかで見たような気がするんですが、夢でしょうか……?

 

■ワインエキスパートの難易度は?

よく資格難易度ランキングには「比較的簡単」とされており、同じ難易度のところにワイン検定や野菜ソムリエ初級が挙げられています。

しかし1日で合格できるワイン検定や合格率のかなり高い野菜ソムリエ初級と同等の難易度とされているのは、ちょっと首をかしげてしまう人も多いようなので「比較的簡単」が資格偏差値40だとしたら55程度ではないでしょうか。

受験勉強を始めるまでにある程度ワイン法や品種、ワイン産地の知識がある人とそうでない人では、合格するまでに要する勉強時間が大幅に変わってきます。

ワインの知識がゼロだとして、必要な受験勉強はだいたい300時間から400時間と言われてきていましたが、年々テキストが分厚くなってきており2016年の試験に関しては大幅に難易度がアップしたところを見ると、500時間ほど勉強したら安心できるレベルではないでしょうか。

ちなみに、ほぼワインの知識ゼロのわたしが1次試験を合格するまでにかけた勉強時間は10ヶ月×週5日×2時間程度なので合わせて400時間程度です。

暗記が得意な人はもっと少なくていいでしょうし、暗記が苦手な人はもっと必要だろうと思います。

出題範囲がソムリエ教本600ページほどで、出題されやすい範囲を完結にまとめたワインスクールのテキストでも300ページほどですが、今年に限って言えばテキストだけで勉強するとギリギリで合格できるかできないかのラインだと思います。

 

■ワインエキスパート<ソムリエ は間違い

ちなみにワインエキスパートはソムリエと知識が同等の資格です。よく入門となる資格だと間違われますが、飲食業に従事していないとソムリエは取得できません(ただし、これはJSAの場合。ANSAの場合は取得可能)。

ソムリエは1次、2次に試験に加えて論述と3次試験の実技試験があります。これだけ聞くとソムリエのほうが難しいんじゃ…と思われがちですが、試験が多い分筆記試験の難易度はわずかにエキスパートのほうが難しくつくられています(少なくとも過去6年分は)。

まあ、飲食業に従事して3年以上経たないとソムリエは受験できませんし、従事してない人はどうあがいても取得できないので(厳格な書類審査があります)比べようがないようですね。