味覚地図は否定されたものの…ワイングラスとの関係
家ワインさまにて書きましたよ。
味覚地図って90年代には日本でも「間違ってるよ!」という認識が広まっていたようですが、それ以前に学校で教えられた人は未だに味覚地図を信じている場合があるようです。
調べたらわかることですが、特に大学で習った人は疑うことすらしないので、そのまま間違った情報を流してしまったり。
どの学問にも言えることですが、高等教育になればなるほど、その情報が更新されたときにフォローする人がいないから罪深いなあと。現場にいたらまず情報が入ってくるから自分の知識のアップデートも行えるんですが、引退してたりすると難しいですよね。
さて、味覚地図ですが、舌の部位によって感じられる味覚が違うよ(味覚地図)! というのは否定されてますが、全体的に5基本味を感じる点はあるものの、その感じられる強さが違って味覚地図と割と近いよ! ということみたいです。
そもそも味覚地図は被験体が7とかそんくらい少ない実験だったから、後々専門家たちが「ねーよ!!」と一気にブーイング飛ばしましたが、何の根拠もないのに長い間信じられるわけはないってことですね。なるほど。
まあ、お口の中に酢とかコーヒーを流し込んだときに、明らかに部位で感じる強さが違いますもんね。「え、一緒じゃない!?」とか言う人は亜鉛を摂りましょう。