【考察】『ユーリ!!!onICE』10話登場の黒いボトルのワインってどれなの?
婚約回とも言われる『ユーリ!!!onICE』の10話ですが、あまりに幸せな展開にファンもお祭り状態でしたね。
かく言うわたしはスパークリングワイン片手にぐでんぐでんになりながら見ていましたが、気づいたら涙していました。いやーめでたい。
さて、そんな10話ラストのバンケットに登場した勇利が飲みすぎて記憶飛ばしたというワインに注目が集まっていました。
ボトルの色は黒。ラベルは楕円で中に辛口を示す「BRUT」の文字が、ボトル下部には金色のラインがあります。
そして、グラスの形からおそらくシャンパンかスパークリングワインではないだろうかと言われています。
■黒いボトルのワインは
見た瞬間フォントやボトルの雰囲気、そしてバンケットで振る舞われていることを考慮したらシャンパンの『クリュッグ・ヴィンテージ』じゃないかなあと。
ちなみにお値段は1本3万円くらい。品種はピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ。
しかし、Twitterを見てみたら『フレシネ・コルドンネグロ』じゃないの? という声も。
こちらは1本1000円ほど。
アニメに登場したボトル下部のゴールドのラインがフレシネにも見えなくはないですが……
ちなみにフレシネはカバと言って、シャンパンと同じ瓶内二次方式でつくるスパークリングワインです。世界的に見てもスペインのカバはレベルが高いのですが、シャンパンには使わないマカベオ、チャレッロ、パレリャーダという品種も使われていたり。『コルトン・ネグロ』にはこの3品種が使われているので、すごくさっぱりした味わいです。
もちろん、カバにもシャルドネやピノ・ノワールも法律上カバに使用して良いことになっていますけどね。
シャルドネ100%のカバも飲んだことがありますが、正直シャンパンと区別つかないほどです。
■どっちの可能性が高い?
調べてみたら、原案の久保ミツロウ先生と山本沙代監督がスペインに取材に行ってるんですよね。去年のバルセロナGPFじゃないかな。
そこでもしバンケットに参加して撮った写真を資料に使ったのなら、スペインでつくられている『フレシネ・コルドンネグロ』が写っていた可能性があるんです。
ただし、産地のスペインでない限り1本1000円のデイリーなスパークリングをバンケットで振る舞うことは考えづらいので、その辺りを踏まえてクリュッグぽくしたのではないかなあと思います。
どちらにせよ、ファンの人はユーリ見ながら黒いボトルのスパークリングワインで楽しみたいと思うので、最終回に友達同士でお金出し合ってクリュッグ買って飲むってのはどうでしょうね? 6人集めたら1人あたり5000円(それでも高いですが……)。ちなみに、ノン・ヴィンテージのクリュッグならボトルの色は違いますが値段は半額くらいですよ。
*
ワインのおもしろサイトゔぁんろぐも運営中!