ワインセラー買いたくないとき、どうすればいいの?
ワインセラー持ってますか?
アマゾンだと割と安価なものが売っています。1万円台とか。
けれど、壊れやすかったり外気温の影響をモロ受けちゃったりする可能性はなきにしもあらず。
しかも、ちゃんとしたものは20万円とかします。8万円くらいのでもいいけど、保障が短いし正直10年以内に壊れると思うよ、と販売してる人に言われましたよ。
■セラーがないなら冷蔵庫を活用すべし
100から200リットルくらいの小さい一人暮らし用冷蔵庫のサーモスタットをかいじってもらい、温度を高めに設定できるようにするのが一番いいよと言われました。
うちはちょうど酒専用の冷蔵庫があるんで、それをいじろうかと画策中。
■野菜庫に入れたらいいよ、と言うけれど
この方法はオススメしません。入れてたんですよ、マルゴーのセカンドを新聞紙にぱっちりくるんで。
そしたらね、ネギとか野菜のニオイがばっちり瓶についていました……。
真っ青になって新聞紙を交換して再びくるみ、酒用冷蔵庫に入れていますが大丈夫だろうか。
ワインとニオイがあるものは一緒に保管しないという鉄則を完全に忘れていました。トホホホ……。
■暗いクローゼットに入れておくのは?
夏場、クーラーのいらないような東北・北海道にお住まいの方はこの方法が一番かもしれません。
でも、それ以外の地域の場合、夏場にクロゼットの中に入れておくと熱劣化する可能性大です。
■セラーも酒用冷蔵庫もないよ! という人は
そういう人は、冷蔵庫の野菜庫以外、温度が低すぎない場所に新聞紙で包んで寝かしておくのがオススメです。
そして、冬場はクロゼットに。
ワインは熱と振動と光(蛍光灯は特にダメ)に弱いので、暗くて湿気があって15度くらいのとこに静かに保管してあげておくのがベストだと思いますよ。
じゃないとね、飲みたいワインが劣化して飲めない悲しさは開けて口に入れた瞬間に後悔と共に襲ってくるので……(泣)
寒いぞ……寒すぎる……ホットワインつくるぞおおおおおお!!
というわけで、豪雪地帯のみなさま大変おつかれさまです。
この時期、めちゃくちゃ雪が降りますよね。
しかも寒い。しんしんと冷える。トンネル抜けたら雪国でしたーなんて文学にしたためられるような才能があったらいいんですが、そんな余裕もないほど震えています。
さて、こんな日はとりあえずホットワインで暖まりましょう。
■材料
赤ワイン:グラス1。180mlくらい
シナモンスティック:1本
はちみつ:大さじ1
■つくり方
1:鍋に赤ワインを入れてアルコールを飛ばします。
2:シナモンスティックとはちみつを入れてしばらく混ぜたら出来上がり。
シナモンに限らずお好きなスパイス入れてみてもいいと思いますよ。
あと、赤ワインはメルローとかカベルネ・ソーヴィニヨンとかシラーとかタンニンが多めのものをオススメします。個人的にはシラーオススメ。ローヌ北部が主な産地です。
市川春子作品集『虫と歌』にホットワイン登場しますが、寒い中屋外で毛布にくるまって焼いたビスケットと一緒にいただくとかそういう感じだった気がします。
真似したいけど、こんなに寒いと外に出たくないよ!!
というわけで、簡単にホットワインつくってみてくださいね。
プレゼントにいかが?変なワイングッズ集めてみた。
7度目のワインブームが到来しそうなので、ワイン好きな人も増えてきていますね。
そんな中、プレゼントにワイングッズを……と考えている人も少なくないのでは?
というわけで、プレゼントに最適なおもしろワイングッズを探してみました。
■猫好きの人に
猫がワインボトルに首を突っ込んでるように見えるワインストッパーです。ちょっと間抜けで可愛いですね。
■ピンヒールのボトルホルダー
唸るほど可愛いピンヒールのボトルホルダーです。
しかもルブタンみたいに裏側が赤くなってるし。
女子やヒール好き男子にぜひぜひ。
■潜水艦みたいになるデジタルワイン温度計
ワインの温度ってめちゃくちゃ大事ですが、これはボトルにまきつけて温度を計るタイプのものです。
つけたら潜水艦みたいなルックスになっておもしろいんですよ。
■大好きなワインボトルをランプにできちゃう!!
超美味しかったワインや記念すべきワインのボトルってどうしてますか?
やっぱり場所を取っちゃうので、ラベルだけ取って捨てているっていう人が多いのではないでしょうか。
そういうときはコレ。ボトルがランプに早変わりするセットなんです。ワイン好きに間違いなく喜ばれると思いますよ。
というわけで、これからプレゼントを探さなきゃならないという人は参考にどうぞ。
あ
ハニーワインが人気だそうですよ
蜂蜜と水を混ぜて発酵させたハニーワインなるものがアメリカで大流行だそうですよ。
正式な名前は“ミード”と言うそうです。
日本でも逃げ恥の影響でアイスワインがプチブームになっていますし、甘い上質なお酒が好きな方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
お値段は1000円代なので結構お手軽ですね。アルコール度数も11度とかなので高すぎずワイン程度。
ちなみにわたしが気になるのはスパークリングミード。
お風呂上がりにさっぱりいただきたいですね。クローバーの蜂蜜が原料ですって。誰かの誕生日にプレゼントしたいですね。名前も可愛いし。
ちなみに高知県の菊水酒造さんがつくっています。ヤマモモワインで有名なところじゃないかな。
ブドウのワインもいいですが、たまには別のお酒も楽しみたいなあと。
モテたいのならワイン2杯までだって!
イケメンに見える酒量はワイン2杯まで!? 英大学の実験結果 | 日刊SPA!
イケメンに見えるのはワインに換算すると2杯までだという記事だそうです。
つまりは、ベストほろ酔いがワイン2杯(およそワイン180ml)なんだとか。そして、相手の印象が良くなると。程よいアルコールは緊張をほぐすし笑顔も多くなるので対人関係を良いものにする上で欠かせないですよね。
しかしこれ、体重70kgの男性に当てはめた場合なので、女性がモテたい場合は1杯半くらいでしょうか。とりあえずその倍は飲むので、モテとか全然関係なかったことがよくわかります。ええ
ちなみに、ワイン会ではグラス7杯は飲みます。ブラインドで。そして、あーでもないこーでもないと話し合いオープンして答え合わせします。
1杯がだいたい90mlなので630ml。ブテイユ(通常の1本、750ml)1本弱です。結構な量です。でも、口に含んだワインを吐き出すなんてもったいないことできないので飲みます。ひたすら飲みます。そして、香りと口触りを覚えます。
……そろそろウコンかシジミ飲もうかなと思います。
シャンパンにスプーン突っ込め!
飲んだワインの値段当てられる?
リンクはしませんが、安ワインをワインのプロに飲ませて値段を当てさせたけど外しまくったよ!!みたいな記事が話題みたいです。
その記事によると、400円くらいのワインを飲ませたら、みんな1000円とか3000円とか答えたよ、わかってないじゃん! ってことらしいですよ。
400円のワイン飲まされて1000円台の答え出したら上等だと思うんですが、筆者は数百円の誤差も当てられる凄腕テイスターなのかもしれませんね。
ちなみに、サラ・ビベみたいに超優秀な1000円切るワインもあるんで、おそらくブラインドで出したワインもコスパ高のものだと思います。
そうなると、プロでもドンピシャでは当てられないです。遠峰一青とかじゃない限り。
■ワイン詳しい人って値段当てられるの?
ワイン詳しい人とかソムリエは、ワインを飲んだ瞬間品種も値段もばっちり当てられると思われがちですが、そんなことありません。
ソムリエ、エキスパートの試験だって品種外しても合格します。ワインの外観などのコメントを正しく当てられれば(2次試験の試験官に聞きました)。
お客様にワインをお出しするのに、ブラインドでワイン当てる必要はないからです。大事なのはワインを美味しく飲む温度を把握していること、フラッペ・シャンブレがちゃんとできること、産地や品種に対して質問されたときにちゃんと答えられることです。
それに、最近は特にコスパ高のワインが巷に溢れていますしね。
ほら、ネットのワインショップでは「○○(超高級ワイン)に買った逸品」という謳い文句が乱用されてますが、それほど人の舌なんてあんまりアテになりません。
■プロの舌を騙す超コスパ高ワイン
漫画『神の雫』ではプロの舌を騙しまくる超コスパ高ワインが登場します。
例えばシャトー・モンペラ・ルージュ。2000円台ですが、作中ではアメリカ・カリフォルニアの3万円とか4万円するオーパス・ワンより美味しいと評されてました。
たしかにかなり重くてパンチが聞いていて、2000円台には思えないですよ。
それからこちら。何巻かは忘れましたが、高コスパワインとして登場。
個人的にはこれが5000円超えの味がしました。パーカーポイント90点だそうで、気になって注文したら大当たりでした。
あとは有名ですがカリフォルニアのロマネ・コンティとの異名を持つこちらも。お値段は安くないですが、高コスパです。
というわけで、プロはワインの値段を当てられるからプロではありません。
美味しいワインを提供するための知識を有しているからプロなんです。