海底熟成ワインを飲んでみました。これはすごい
海底熟成ワインのプロジェクト運営会社社長・青樹英輔さんにインタビューしました。
以下、使われなかった写真と使われた写真など。
20年くらい前の田崎真也さんのコラムには、その頃行われた深い海底での熟成試験では変化なしとの記述があります。
しかし時を経て2010年代。
引き上げられた沈没船の中のワイン。
その熟成度に可能性を感じたワインのプロたちは、次々と海底熟成の新たなるチャレンジに着手していくのです。
つい先日はヴーヴ・クリコが海底熟成3年目のシャンパンの試飲を行っており、地上とは違う熟成の仕方だとレポートしています。
日本で行われたこの海底熟成は7ヶ月。
いったいどんな熟成を経ているのか、そうなる理由は何なのか……。
しっかりと青樹社長にお聞きしたので、気になる方はチェックしてみてください。
海底で7ヶ月熟成させるとどうなる?海底熟成ワインSUBRINAの秘密に迫る | 家ワイン
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ワインの熟成香とかミネラル香、あえてまとめてみた
家ワインさまにて書きましたよ。
熟成香とかミネラル香って言いますよね。
でも実際何なの……? っていう人は多いと思います。
熟成香は第3アロマでしょ! と思ったあなた、素晴らしい。
でも、その中にも実は分類があるんです。
そんなお話なので、ぜひぜひ。
ちなみに、嗅覚の話なので人によって言ってることはバラバラですが、一応ソムリエ協会の本を参考に書きましたよ。
じゃあ、まずいワインの見分け方って?
美味しいワインの見つけ方は多くのコラムやサイトで見られますが、逆にまずいワインの見分け方はほとんど書かれていないように思います。
美味しい/まずいは個人の主観によるところではありますが、多くの人が美味しいと感じるもの、多くの人がまずいと感じるものは確実にあるんですよね。
そこで個人的に色々飲んでみた中で言えることをちらほら。味の「不味い」だけでなく、体にとって「まずい」ものも含めました。
・多くの販売店で見かける明らかに販売数が多く安いワイン→保存剤が多く入っているためアレルギー体質の私は体が痒くなることが非常に多いです。また、飲んでいる途中に頭痛がし始めることも。味に対して値段がかなり安く、しかも販売数がすごく多い理由を考えるとわかりやすいかもしれません。
・ブランド銘柄なのにお値段が安い→安シャンパンとか安ブルゴーニュ畑名とか。コスパが高いものもありますが、安いのには理由があります。残念なお味がします。
・ラベルが安っぽい→シンプルという意味ではなく、ラベルのデザインが硬質でつるんとしていて安っぽい場合も不味いワインが多いように感じます。もちろん例外もありますが……。
・いつもセールになっている→これはネットショップでよく見られますが、ほぼ間違いなく売れ残りだと思うんですよね……。
・安価な福袋&覆面格安セット→ワインの福袋って結構ありますが、安いのにたくさん入っているものは売れ残りを入れているため、まずい商品が多数だと思ったほうが無難かも。また、中身を提示せずに格安のセットを提示している場合も然り。
逆に格安でも中身を提示して人気のセットは、美味しいものが多いです。
個人的にスパークリングワインのセットは、楽天に関して言えばどこも悪くない品揃えだと思います。日本人、泡ワイン好きだし回転が早いのでしょう。
高いお金を出したのにまずかったということだってあります。
ブショネとか熱劣化など、ワインの品質に問題がある場合じゃなくて、単純に味が好みでなかったという場合など。
それはしょうがないですが、村、畑、造り手の味をある程度把握しておいて、チョイスするのが一番安牌かもしれません。難しいですが、そのためにソムリエやエキスパートがいるんですから、ぜひ聞いてみてくださいね。
味覚地図は否定されたものの…ワイングラスとの関係
家ワインさまにて書きましたよ。
味覚地図って90年代には日本でも「間違ってるよ!」という認識が広まっていたようですが、それ以前に学校で教えられた人は未だに味覚地図を信じている場合があるようです。
調べたらわかることですが、特に大学で習った人は疑うことすらしないので、そのまま間違った情報を流してしまったり。
どの学問にも言えることですが、高等教育になればなるほど、その情報が更新されたときにフォローする人がいないから罪深いなあと。現場にいたらまず情報が入ってくるから自分の知識のアップデートも行えるんですが、引退してたりすると難しいですよね。
さて、味覚地図ですが、舌の部位によって感じられる味覚が違うよ(味覚地図)! というのは否定されてますが、全体的に5基本味を感じる点はあるものの、その感じられる強さが違って味覚地図と割と近いよ! ということみたいです。
そもそも味覚地図は被験体が7とかそんくらい少ない実験だったから、後々専門家たちが「ねーよ!!」と一気にブーイング飛ばしましたが、何の根拠もないのに長い間信じられるわけはないってことですね。なるほど。
まあ、お口の中に酢とかコーヒーを流し込んだときに、明らかに部位で感じる強さが違いますもんね。「え、一緒じゃない!?」とか言う人は亜鉛を摂りましょう。
ワインの澱や酒石について改めて確認してみてはいかがでしょうか?
というわけで、家ワインさまにて書きましたよ。
澱や酒石についてです。
濁ってたら悪いものとは限りません。
あったほうが良い場合だってあるんです。
フィルターにかけるなんて非常にもったいないと思うんですよね。
ル・クルーゼのアイスクーラースリーブいいですよ
家ワインさまにてコラムを書きました。
売れに売れてるらしい、ル・クルーゼのアイススリーブとアイスクーラーとの比較実験をしてみました。
公式はおそらくフランス気候で実験しており条件下も違うので、夏の日本の室内での結果ということでお読みくだされば幸いです。
ちなみに、実験するにあたり書いてませんが失敗もありました。
まず、ボトルのそのまま温度計を挿し込んで実験したところ、ボトル上部の液体にしか浸らなかったために温度がほぼ高いままで実験が進んでしまい、一度断念。
その後、デキャンタに入れ替えて実験したところ上手くいきました。
実験結果はコラムでどうぞ。
この暑い夏にオススメの使い方もご紹介しています。