逃げ恥最終回!百合ちゃんが飲んでたワインって?
ひたすら心をキュンキュンさせてくれた『逃げるは恥だが役に立つ』が大団円を迎えました。
そこで、風見さんと百合ちゃんが飲んでた赤ワインを探してみました。
(画像は公式動画より)
■結論から言うと……
ナパのワインでデキャンタージュしていることからカベルネ系だということは何となくわかったんですが、ひたすら探しても似たものしか出てきませんでした。
でもこのワイン、めちゃくちゃラベルが似てるので、近いのかな……とも。
ブライアントファミリーヴィンヤードはナパの名門ワインで1本お値段10万円以上。
ちなみにドラマに登場していたのは2003年のものです。まあ、デイリーでほんとにブライアントを開けるとも思えないので似て非なるものだと思います。
いやはや、
13年前のワインで、わざわざデキャンタージュして飲んでいるところを見ると、百合ちゃんは風見さんと飲むワインにあえてコレを選んだようにも思えます。
つまり重ーい赤ワイン。
情熱的で、ガチガチ閉じていたけどデキャンタージュして自分の手で開いてはじめて美味しく感じるような。
まさにこの2人の関係のようですね。
■フラスコみたいなのって何?
ちなみにワインの他に、SNSでは「赤ワイン入れてたフラスコみたいなのは何?」という声が挙がっていました。
あれは、飲み頃でないワインやタンニンが多いワインを素早く酸化させ美味しくするデキャンタです。
酸化させることをデキャンタージュと言います。
これを使うと、驚くほど重く飲みづらかったワインが美味しくなりますよ。
こちらだと3000円台なので手が出しやすいです。
公式がドラマに登場したワイン全て公開してくれないかなあと思っているんですが、スポンサーでない限り難しいんでしょうかね?
「シャルドネってよく聞くけど…」という人必見
ミュジニーの白ワインってあるの?
あります。
そんなミュジニーの白ワインについて、味博士の研究所さまにて書かせていただきました!
ミュジニーと言えば赤ワイン。ものすごく美味しくて大好きですが、お高いです。そして白は飲んだことがありませんが、飲みたいですねえ。
そう言えば、たまにジュヴレ・シャンベルタンの白ワインって話を聞きますが、AOCでは認められていないのでIGP以下の話だとは思います(IGPでも認められてないのなら、それ以下)。
気になるなあ。
ふるさと納税したらワインがタダみたいな値段でもらえる件
ふるさと納税が流行しています。
これは各自治体に寄附すると、そのお礼に色々貰えるというものです。
例えば年収600万円の人の場合、6万円ほどあちこちの自治体に寄附をすると翌年の住民税から58000円分控除されるんですよね。つまり実質2000円の負担でアレコレもらえちゃうというお得な制度なんです。
既に1箇所ワイン以外で寄附したんですが、やっぱりワインが欲しいな…ということで調べてみました。
すると、めちゃくちゃあるんですね。しかも、メドック1級ワインとかあるし。自治体に関係する名産品だけとばかり思ってたので目から鱗です。
しかし、返礼品の還元率については自治体でバラバラなので注意が必要です。
高くて8割。低いと3割とか。
というわけで、返礼品がワインの気になるところをピックアップしてみます。なるべく還元率が高いところをピックアップしていますが、ザルなので申込みする場合はご自身で計算してください。
・カリフォルニア スターレーン 赤白セット 岡山件新庄村
と、色々調べていたのですが、ワインが返礼品の場合還元率が結構低いようです。
5割以上を見つけられたら儲けもんかも。
寄附なのであくまで「お礼」としての返礼品ですが、7割のところがあれば2割のところもあったりで、寄附が集中しちゃわないかなあと思ったり。
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ワインを贈りたいけど自分じゃ選べない場合はWebソムリエ使えばいい
ちょっと前にアマゾンソムリエが話題になってたので試してみたら、ものすごーく良かったんですよ。
何がいいって、電話の向こうで本物のソムリエが対応してくれるんです。そんで、飲みたいワインについて話したら、相当事細かに説明してくれます。
電話を終えた後、メールアドレスにオススメの3本が記載された情報を送ってきてくれるという徹底ぶり。
しかもソムリエさんって超ワイン好きな人種なんで、わたしが電話したときは産地について小話もしてくれたと記憶しています。
もちろん買うか買わないか、どちらでも問題なしです。
ちなみにアマゾンソムリエは平日正午から18時までしかボタンが表示されてません。夜中とか夜とか午前中は、いくら探してもボタンが見つからないのであしからず。
■エノテカもワイン選んでくれるって
ワイン専門商社でお馴染みエノテカさんも、ワインコンシェルジュサービスなるものをやってるみたいです。
こちらは必要事項を記入してサイトから文書を送って聞くタイプのようです。
実際に試してみたところ手順はこんな感じした。
エノテカオンラインに会員登録→コンシェルジュのページで選んで欲しいワインを書て送信→メールで「選んだよ!」とお知らせ→マイページに選んでくれたワインが表示→そのまま買える
5本選んでもらいましたが、1本1本丁寧なコメントと説明があって感動しました。そのまま買えるから便利だし。
近所のワインコーナーでシニアソムリエがオススメしてたワインもあったので、ちゃんと選んでいるんだなあという印象。
自分じゃワイン選べないって人は試してみてはどうでしょう?
シャンパンは温度が低すぎるとマズイんです
シャンパンって冷蔵庫で冷やして出してすぐに飲むとまずいってご存知ですか?
サーブする理想の温度は10℃ほど。
冷蔵庫の温度はだいたい7℃とか8℃なので、酸っぱく感じたり苦かったりするんです。
これは高価だろうが関係ないです。低温で飲みたい場合は……カバなら8℃くらいでも美味しいものがあった気がしましたが、やっぱり上げたほうが美味しく感じます。
■せっかくのシャンパンがまずかった
先日も、とあるシャンパン(定価1万円ほどのもの)をキンキンで飲んだら、すごく残念な味がしました。
なので、やっていいのかは置いておいて、アイスクーラーに40℃くらいのお湯を張って5分ほど浸けて急激に温度を上げてからいただきました。
すると……風味が柔らかくなり、見事に開いて大満足。
ただし、この方法、味が壊れてしまう可能性があるのであまりオススメはしません。
もし急激に上げた後はアイスクーラーに氷のみ入れてその上に布巾を置き、その上にシャンパンを置いておくと温度を保つことができます。
オススメはやっぱりゆっくり温度を上げること。23℃の室温だと50分で4℃ほど上がるので、冷蔵庫に入れていた場合は25分から30分室温に置いてから飲むのがベストだと思われます。
■ひみつ道具使ってみた
あとは、ちょっとおもしろい方法ですがクレ・デュ・ヴァンを使ってみたら少し美味しくなりました。これはワインの中のタンニンに反応して、1秒で1年年を取らせるというもの。ポテンシャルが高いワインでないと不味くなってしまいますが、逆にそれが高いワインの場合はびっくりするほど美味しくなります。
ちなみにこのシャンパン、11℃くらいでもまだ開ききっていませんでした。5秒ほどクレ・デュ・ヴァンを浸けたら美味しくなりました。開けるのが早すぎたのかもしれません。
■温度気にするのならデイセラー買わないの?
デイセラーくらい買えばいいのにと思われると思います。わたしもそう思いますが。それで、ワインセラー買うぜ! と思ってお世話になっているワイン酒屋さんに聞きに行ったんですよ。ちなみに今は酒専用に200Lの冷蔵庫使っています。
そしたら、様々なタイプがあってハーフミラーのワインセラーが保障6ヶ月で2万円前後。収納は18本から32本。でも10年持たないそうです。
加湿循環式のワインセラーの場合、外気温の影響を受けづらいそうですが36本収納で20万円前後。26本収納でも8万円弱。保障は1年だそうです。
しかし、酒屋さんいわく「今の冷蔵庫のサーモスタットをいじってもらって温度を上げるのが一番いいかも」とのこと。いじらなくとも、ワインを10年ほど保管するのなら大丈夫だそうです。
ちなみに業務用のワインセラーでも猛暑だとどうしても外気温の影響は受けてしまうとのことです。最適は自宅の地下を掘ってセラーにするのがいいんだそうですよ。地下セラーと業務用ワインセラーで保管していたワインだと、まったく同じものでも味が違ったそうです(ワインの先生談)。
というわけで、ワインを適温で飲むために、ちゃんと飲む30分前には冷蔵庫から出すことにしました。温度、絶対大事!
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【考察】『ユーリ!!!onICE』10話登場の黒いボトルのワインってどれなの?
婚約回とも言われる『ユーリ!!!onICE』の10話ですが、あまりに幸せな展開にファンもお祭り状態でしたね。
かく言うわたしはスパークリングワイン片手にぐでんぐでんになりながら見ていましたが、気づいたら涙していました。いやーめでたい。
さて、そんな10話ラストのバンケットに登場した勇利が飲みすぎて記憶飛ばしたというワインに注目が集まっていました。
ボトルの色は黒。ラベルは楕円で中に辛口を示す「BRUT」の文字が、ボトル下部には金色のラインがあります。
そして、グラスの形からおそらくシャンパンかスパークリングワインではないだろうかと言われています。
■黒いボトルのワインは
見た瞬間フォントやボトルの雰囲気、そしてバンケットで振る舞われていることを考慮したらシャンパンの『クリュッグ・ヴィンテージ』じゃないかなあと。
ちなみにお値段は1本3万円くらい。品種はピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ。
しかし、Twitterを見てみたら『フレシネ・コルドンネグロ』じゃないの? という声も。
こちらは1本1000円ほど。
アニメに登場したボトル下部のゴールドのラインがフレシネにも見えなくはないですが……
ちなみにフレシネはカバと言って、シャンパンと同じ瓶内二次方式でつくるスパークリングワインです。世界的に見てもスペインのカバはレベルが高いのですが、シャンパンには使わないマカベオ、チャレッロ、パレリャーダという品種も使われていたり。『コルトン・ネグロ』にはこの3品種が使われているので、すごくさっぱりした味わいです。
もちろん、カバにもシャルドネやピノ・ノワールも法律上カバに使用して良いことになっていますけどね。
シャルドネ100%のカバも飲んだことがありますが、正直シャンパンと区別つかないほどです。
■どっちの可能性が高い?
調べてみたら、原案の久保ミツロウ先生と山本沙代監督がスペインに取材に行ってるんですよね。去年のバルセロナGPFじゃないかな。
そこでもしバンケットに参加して撮った写真を資料に使ったのなら、スペインでつくられている『フレシネ・コルドンネグロ』が写っていた可能性があるんです。
ただし、産地のスペインでない限り1本1000円のデイリーなスパークリングをバンケットで振る舞うことは考えづらいので、その辺りを踏まえてクリュッグぽくしたのではないかなあと思います。
どちらにせよ、ファンの人はユーリ見ながら黒いボトルのスパークリングワインで楽しみたいと思うので、最終回に友達同士でお金出し合ってクリュッグ買って飲むってのはどうでしょうね? 6人集めたら1人あたり5000円(それでも高いですが……)。ちなみに、ノン・ヴィンテージのクリュッグならボトルの色は違いますが値段は半額くらいですよ。
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